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御嶽山噴火による死因の大半が明らかに… [社会ニュース]

10月3日の時点では、御嶽山噴火により死亡が確認されたのは47人、
未だ19人の安否が不明ということです。

その死因が明らかになってきており、噴火の際の熱風を吸い込んで
気道にやけどを負ったとみられる「熱傷死」によるものはわずかで

死因の大半は、噴石などが頭部などに当たった外傷性の「損傷死」
であることが分かったそうです。
「損傷死」は大規模な災害時に多くみられる死因です。


御嶽山の噴火で死亡した多くの犠牲者は、御嶽神社頂上奥社、八丁ダルミ、王滝頂上で見つかっています。

【左が王滝頂上、右が御嶽山山頂、中間部の低いところが八丁ダルミ】

20100723ontakeoutaki05.jpg


【八丁ダルミ】

20100723ontakeoutaki16.jpg


【王滝頂上】

20100723ontakeoutaki14.jpg



現在救助にあたっている長野県警山岳遭難救助隊員の方の話によると、
御嶽山の標高1800メートルの6合目から徒歩で山頂に向かったそうですが、
その山道は極めて過酷な状況であるそうです。

大量の降り積もった火山灰が朝露で濡れて粘土状になり、かなり足元が悪い状態であるそうです。

標高3067メートルの剣ヶ峰周辺では、「地獄絵図のような凄惨な状況であった」と語っています。


実際に目にしていない私たちの想像をはるかに超える、悲しい現状がそこには広がっているんでしょうね。


山頂に近づくに連れ、体の大半が灰に埋もれている方や、
大きな岩の下敷きになっている方もいるという事です。
その人数は20人以上で、救助隊員は、「想像以上の人数だった…。」と
現場の状況を語っています。


救助活動を行っている最中でも、常に火口付近から地鳴りは絶えず、硫黄臭も強烈、
噴煙で空が覆われて暗くなるなることもあるそうです。


再度噴火したら、身を守る場所はないため救助隊員達の身も危ない…。
自らの身の危険も感じながらの、大変過酷な状況での救助活動をしている、
多くの関係者の方の無事を祈りたいと思います。



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